NUCOMURA

アメリカ転勤に連れていかれるnucomuraとその息子の記録

現地の保育園探し

前回は日本での保活の話でしたが、今回はカリフォルニアでの保育園探しについて。

 

 

nucomura.hatenablog.com

 

我が家は夫が前入りせず、家族全員で家が決まっていないままSFOへ乗り込みました。なので、SFでのSSN申請から始まって、しばらくはサンノゼのサービスアパートメントに滞在し、家探し、車購入、全部家族3人で活動して結構バタバタ。

サービスアパートメントの生活は結構辛かったです。また今度書こうかな。

 

さて、タイミングよく素敵なアパートを見つけることができて一安心した所で、息子の保育園探しをスタート。

保育園というか、DaycareかPreschoolというんですかね。一応、渡米前からなんとなく調べてはいたんですが、何を基準に選んだらいいか分からないし、やはり毎日送り迎えすることを考えるとエリアが重要になってくるので、着いて半年以内くらいに決まればいいかなと思って一旦中断してました。

でもちょっと生活が落ち着くと、息子にも友達を作りたいし、この話始めの時期に英語環境に触れた方がいいのでは、という思いが出てきて、人気のところは半年待ちとかもあると聞いていたので、とりあえず動き始めることにしました。

 

改めてネットで見ているとYelpというアプリで口コミが見れるようなのでとりあえずダウンロード、通えそうな所でレビューが良さげなところに見学予約入れまくりました。サイトからメールで予約したところもありましたが、なかなか返信こなかったりもしたので結局全部電話したかな。

色々定義はありそうだしDaycareと言っててもしっかり教育してくれるところもあるから垣根はないと思うけど、自分的理解はこんな感じ;

  • Dayacare:
    幼稚園前の乳幼児向け、いつでも入れる
  • Preschool:
    幼稚園的で教育メイン、オムツ外れ必須、8月開始
  • Early Education:
    DaycareとPreschoolが合体した感じ、オムツ外れてなくても教育プログラムがしっかりしている、大きめのセンターでやっていることが多くて、3歳を迎えると自動的にPreschoolクラスに進学する

あと施設は;

  • センター形式:
    教室・園庭などがあるいわゆる保育園・幼稚園的施設。チェーンが多い。だいたい$2,000/月超え。
  • インハウス形式:
    個人のお宅でみてくれる小規模保育、でもお庭にサンドボックスとか滑り台とかあって先生も基本的にちゃんとライセンス持ってる。センターよりは安い。

日本の保育園では結構当たり前にお外にお散歩に行ってくれるけど、こちらは基本的に施設内で1日過ごすので施設は重要。あとやはり全部土足。

どこも朝食、昼食、おやつを用意してくれるので朝起きてすぐ連れて行けるのが助かる。

インハウスだと寝室と活動部屋を分けてくれているところも多そう。センターはだいたい活動部屋にベッドを並べてお昼寝。

ちなみに、慣らし保育のような期間はなくていきなりフルタイムで始まります。

 

見学行ったところ;

  • Bright Horizons(センター*)
    施設は新しくて綺麗、アクティビティもたくさんありそう。自分含めて4人(全員アジア人)一緒に見学したけど、息子が一緒だったから若干置いていかれた。人気のようでWaiting Listに入れたがどくらい待つか不明。そしてListに入れるだけで$150かかった。
  • Daisy Daycare(インハウス)
    先生はロシア系でちょっとなまりあり、通っている子もそっち系が多い様子。見学時はいなかったけど、フルタイムでアメリカ人の先生もいるそう。息子との関わり方はとても上手、ちょうど空きもあり当初の第一希望。
  • Tiny Tooters(インハウス)
    施設はインハウスだけど内容的にはセンター形式のようでスタッフが多い。 Toddlerの部屋にいく時に一回ガレージっぽい所を通るところと、お昼寝のベッド、、というかマットがビニール製で通気悪そう&適当に棚に重ねていた感じが気になった。ここも移転したばかりでキャパシティが増えたらしく、空きあり。
  • KinderCare(センター*)
    施設は古めであまり綺麗じゃない。園庭もコンクリートであまり楽しい雰囲気は感じられない。空きがあったけど、入る予定の教室は新しく追加されたとのことでおもちゃも少なくて寂しい感じ。
  • Rainbow Montessori Child Development Center(センター)
    見学した中では一番広かった。モンテッソーリ教育に則って部屋も作られている。メソッドはいいと思うけど、自由に遊ぶ雰囲気でもなく、見学時に練習していたクリスマスの歌を先生たちが適当に歌っていたのが気になった。何より、案内してくれたDirectorは説明の途中で割れた爪を剥がしていて不潔な感じがしたし、受付の人が怒っている感じで怖かった。
  • Kiddie Academy(センター*)
    Director は明るくておしゃべり、電話やら呼び出されたりで忙しそう。何故か日本語も話せるスタッフもいた。でも園庭が手入れされていないし施設の割に狭い。(外の棚に誰かの上着が丸めて置き去りになってたり)しかも、お昼寝ベッドが掃除用具と同じ所に保管されていた、、空きはあったけど絶対になし。

    *センターはチェーンなので見学に行ったのはそのうち1箇所だけ。

 


結局、ここに載せていないインハウス形式のDaycareに決めました。今週から週3日で通いはじめています。

オーナー1人でやっているのですが、息子との会話の仕方、部屋の手入れのされ方、着替え、歯磨きなど生活ルーティンをしっかり見てくれること、室内では靴を履き替えること(かなり珍しい)、1人1人にとっても可愛い木製ベッドを用意してくれていること、など、見学したその日にほぼ気持ちが固まるほど、素敵な場所でした。金額設定もそうですが、話していると、お金のためじゃなく、仕事として好きでやっているんだなーと思います。

 

センター形式の所は、HPはどこも綺麗ですが、実際見てみるとげげっと思うようなことも多かったです。

日本よりもたくさん選択肢があってどうやって選べばいいんだ、、という感じでしたが、見学を繰り返す中で譲れない条件が固まってきて、「ここだ!」と思える場所に出会えたので、大変ですがなるべく多く見学するのが大切だなと思いました!

 

 

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Daycare初日に泣き疲れて寝る息子。。頑張れ!